第11回

石見銀山文化賞表彰式

日時
2018年7月27日
場所
オペラハウス 大森座

独自の視点から石見銀山を調査・研究。
銀山ファンの裾野拡大に貢献。

2018年7月27日、弊社のオペラハウス「大森座」(大田市大森町)にて中村ブレイスの「第11回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。今年は本賞を鳥谷芳雄氏が受賞されました。

鳥谷氏は1956年島根県雲南市生まれ。80年に島根県職員となり、教育庁文化課、埋蔵文化財調査センター、古代文化センター、古代出雲歴史博物館に勤務。2001年より石見銀山を石州銀貨幣から古図や絵巻など、自身が独自の視点から調査・研究し、その内容をレポートとして文化財関連の機関誌に数多く投稿されています。さらに石見銀山に関して多く執筆され、特に貨幣の幅広い研究・執筆活動は特筆するものがあります。鳥谷様の書籍は単なる解説本ではなく、石見銀山の魅力を分かりやすく、読む方に楽しんでいただける内容となっています。内外の銀山ファンにとって注目の題材も数多く取り上げられています。

このような鳥谷様の活動は世界遺産となった石見銀山の貴重な研究資料・財産となっており、今後の更なるご活躍が期待されます。

受賞記念として表彰盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。

受賞されました鳥谷芳雄様は「身に余る光栄で大変うれしい」と話されました。表彰式後、鳥谷様には受賞記念講演をして頂きました。貴重なお話をいただき、参加された皆さんが興味深く鳥谷様のお話に聞き入っていました。

本年も、無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

表彰盾を授与する中村俊郎(右)と鳥谷芳雄氏

2018年7月27日、弊社のオペラハウス「大森座」(大田市大森町)にて中村ブレイスの「第11回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。今年は本賞を鳥谷芳雄氏が受賞されました。

鳥谷氏は1956年島根県雲南市生まれ。80年に島根県職員となり、教育庁文化課、埋蔵文化財調査センター、古代文化センター、古代出雲歴史博物館に勤務。2001年より石見銀山を石州銀貨幣から古図や絵巻など、自身が独自の視点から調査・研究し、その内容をレポートとして文化財関連の機関誌に数多く投稿されています。さらに石見銀山に関して多く執筆され、特に貨幣の幅広い研究・執筆活動は特筆するものがあります。鳥谷様の書籍は単なる解説本ではなく、石見銀山の魅力を分かりやすく、読む方に楽しんでいただける内容となっています。内外の銀山ファンにとって注目の題材も数多く取り上げられています。

このような鳥谷様の活動は世界遺産となった石見銀山の貴重な研究資料・財産となっており、今後の更なるご活躍が期待されます。

受賞記念として表彰盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。

受賞されました鳥谷芳雄様は「身に余る光栄で大変うれしい」と話されました。表彰式後、鳥谷様には受賞記念講演をして頂きました。貴重なお話をいただき、参加された皆さんが興味深く鳥谷様のお話に聞き入っていました。

本年も、無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

受賞者

本賞

鳥谷芳雄氏

●著書・レポート等

『石見銀山を読む』(松江文庫8)、「御取納丁銀について」、「文禄石州丁銀について」、「御公用丁銀について」、「特集展から、石州銀のはなし」『石見銀山遺跡世界遺産登録1周年記念 石州銀展』、「島根県所蔵の無刻字石州銀について―出土資料の分布からみえるもの―」『季刊文化財』、「毛利博物館所蔵の石州銀一括資料について」『古代文化研究』、「世界遺産石見銀山遺跡と石州銀」、「(鑑賞のツボ)石州銀にみる、いぶし銀の世界」『週刊 日本の世界遺産&暫定リスト 20号』、「吉川史料館所蔵の古丁銀について―花押の検討を含んで―」『世界遺産 石見銀山遺跡の調査研究3』、「福岡県新宮町出土の古丁銀一括資料について」『世界遺産 石見銀山遺跡の調査研究4』、「本居宣長が描いた古丁銀―伊勢国南嶋神前浦出土―」『季刊文化財』ほか