第5回

石見銀山文化賞表彰式

日時
2012年6月30日
場所
なかむら館

銀山の暮らしを復刻させた「家の女たち」。

2012年6月30日、弊社のなかむら館(大田市大森町)にて、中村ブレイスの「第5回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。

本賞は東京都在住で、元京都女子大学教授、昭和のくらし博物館(東京都大田区)館長で「家の女たち」(石見銀山 熊谷家)代表の小泉和子様が受賞されました。小泉様は熊谷家住宅を保存修理する際、地元の女性達に呼びかけ、住宅に残る生活用品の調査などを指導、地域の文化向上に功績を残されました。
特別賞には観光ガイドだけでなく遺跡周辺の草刈りなどボランティア活動にも力を注いできた石見銀山ガイドの会様をお迎えし、双方に記念の賞金盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。

本賞を受賞されました小泉様からは「地元の女性達や市の担当者との幸福な出会いがあって、銀山の暮らしの復元ができた。初めて評価して頂いてうれしい」とのお言葉を頂きました。
また、特別賞を受賞された石見銀山ガイドの会会長の安立様からは、「賞に恥じないよう、世界遺産を訪れる人達が満足し、町が元気になる役に立ちたい」とのお言葉を頂きました。

表彰式後、小泉様には特別記念講演もして頂きました。
本年も無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

(左から)中村俊郎、小泉和子氏、石見銀山ガイドの会代表・安立聖氏

2012年6月30日、弊社のなかむら館(大田市大森町)にて、中村ブレイスの「第5回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。

本賞は東京都在住で、元京都女子大学教授、昭和のくらし博物館(東京都大田区)館長で「家の女たち」(石見銀山 熊谷家)代表の小泉和子様が受賞されました。小泉様は熊谷家住宅を保存修理する際、地元の女性達に呼びかけ、住宅に残る生活用品の調査などを指導、地域の文化向上に功績を残されました。
特別賞には観光ガイドだけでなく遺跡周辺の草刈りなどボランティア活動にも力を注いできた石見銀山ガイドの会様をお迎えし、双方に記念の賞金盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。

本賞を受賞されました小泉様からは「地元の女性達や市の担当者との幸福な出会いがあって、銀山の暮らしの復元ができた。初めて評価して頂いてうれしい」とのお言葉を頂きました。
また、特別賞を受賞された石見銀山ガイドの会会長の安立様からは、「賞に恥じないよう、世界遺産を訪れる人達が満足し、町が元気になる役に立ちたい」とのお言葉を頂きました。

表彰式後、小泉様には特別記念講演もして頂きました。
本年も無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

受賞者

本賞

小泉 和子氏

1933年東京都文京区生まれ。女子美術大学芸術学部卒業。東京大学工学部で工学博士の学位を取得。2002年から2007年まで京都女子大学の教授を務め、現在では家具・道具および建築を中心として生活史を研究し、昭和のくらし博物館館長として重要文化財建造物の家具・インテリアの復元および博物館・資料館の展示企画を行っている。家具道具室内史学会会長。

2001年から石見銀山の国指定重要文化財である熊谷家の保存修理工事において、地元の女性達に呼びかけ文化財の活用整備、調査・リフォームなど幅広く指導され、地域の文化向上に大きな功績を残された。

●著書
『昭和のくらしの博物館』(河出書房新社)、『昭和台所なつかし図鑑』(平凡社)、『室内と家具の歴史』(中央公論社)、『道具が語る生活史』(朝日選書)、『家具』(東京堂出版)など多数。『昭和の家事』(2009年記録映画)も特筆される

特別賞

石見銀山ガイドの会

石見銀山ガイドの会は2000年4月に地元の有志によって結成された。

当初、無償のボランティアガイドとして活動してきたが、プロのガイドとして責任と誇りを持ってガイド活動に取り組み、独立性を持った会として運営したいという会員の想いから、2006年に有償化されることとなり、西本 俊司氏が初代会長となり現在の石見銀山ガイドの会となった。

ガイドの他にも観光客の安全のため、草刈りや、竹切りなどのボランティア活動も季節にあわせて行い「銀山の守り手」、そして世界遺産となった石見銀山の「歴史研究の語り部」としての活動にも幅広く力を注いでいる。

2代目 和上 豊子氏のもと、約70名のガイドの方が石見銀山を訪れる観光客の皆さんに石見銀山の魅力をやさしく興味深く伝えており、各方面から高い評価を得ている。今春より、3代目会長に安立 聖氏が就任。