第9回

石見銀山文化賞表彰式

日時
2016年7月2日
場所
オペラハウス 大森座

関東での石見銀山啓蒙活動に貢献。

2016年7月2日、弊社のオペラハウス「大森座」(大田市大森町)にて、中村ブレイスの「第9回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。今年は特別賞を関東石見銀山会(会長 渡辺辰朗 氏)が受賞されました。

2007年6月28日(木)、石見銀山はニュージーランドのクライストチャーチで行われた世界遺産委員会で、ユネスコの世界遺産に見事に登録されました。地元の喜びは大変なものだったのですが、故郷を離れた国内外の人々も、心震わせる大きな感動の一瞬だったのです。

7月2日の正式登録を祝い、大森の町ではちょうちん行列が行われました。東京では8月29日、石見銀山関係者が東京駅に集まり、ちょうちん行列で使われた「祝世界遺産登録」の短冊も誇らしい提灯を、11名で回しながら慶事を祝い、ここに「関東石見銀山会」が発足されました。

会員は大森町出身者、縁故者、大森中学校同窓生、石見銀山を応援してくださる賛助会員で構成され「故郷への支援と会員の親睦」をテーマとして、50有余名で構成されました。
世界遺産登録を契機に、翌年の2008年7月、子供の頃の記録を残そうと大森小学校思い出文集づくりを始められ、当時の坂根幸夫校長先生のご協力のもと、第六集まで完成されています。この文集は広く町内の皆様にも読まれています。

また、島根県や大田市主催の首都圏行事の応援として、世界遺産登録5周年記念「石見銀山伝」の開催時には、会場でのパンフレットなどの資料配布、会場整理、石見銀山についての説明など、ボランティアで参加されました。会長の渡辺辰朗氏は続く、6周年「石見銀山伝」で、石見銀山についての基調講演〈2日間〉を行い、更に首都圏生涯学習講座での「世界遺産石見銀山遺跡の歴史と果たした役割」について講演、神田雑学大学などこれまで22講座を行い、石見銀山ファンの拡大を図ってこられました。

そして、集大成として講演内容をまとめた「世界を動かした石見銀山 歴史を紡いだひとびと」誌を、銀山基金の助成を受け、2014年10月に発刊され各関係先、学校図書、公立図書館等々に寄贈され、石見銀山の歴史価値を広く伝えられました。

その他にも、八王子市・大久保長安の会との交流、島根県遣島使との交流、島根県人会、大田市人会等々、各種団体とも交流しながら、石見銀山の支援活動を続けておられます。関東石見銀山会は故郷を思う気持ちを様々な形で発信しておられますが、何よりも楽しく誇らしく、そして石見銀山を明るく未来に語り継がれる行動力は特筆するものがあります。

受賞記念として表彰盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。
受賞されました関東石見銀山会会長の渡辺辰朗様からは「ものすごく名誉で嬉しい。一層、古里の応援を続けたい」と話されました。

表彰式後、渡辺様には受賞記念講演をして頂きました。貴重なお話をいただき、参加された皆さんが興味深く渡辺様のお話に聞き入っていました。本年も無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

表彰盾を授与する中村俊郎 (右)と関東石見銀山会会長・渡辺辰朗氏(中央)
(右より)中村俊郎と渡辺氏
授賞式後、記念講演を行っていただきました。

2016年7月2日、弊社のオペラハウス「大森座」(大田市大森町)にて、中村ブレイスの「第9回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。今年は特別賞を関東石見銀山会(会長 渡辺辰朗 氏)が受賞されました。

2007年6月28日(木)、石見銀山はニュージーランドのクライストチャーチで行われた世界遺産委員会で、ユネスコの世界遺産に見事に登録されました。地元の喜びは大変なものだったのですが、故郷を離れた国内外の人々も、心震わせる大きな感動の一瞬だったのです。

7月2日の正式登録を祝い、大森の町ではちょうちん行列が行われました。東京では8月29日、石見銀山関係者が東京駅に集まり、ちょうちん行列で使われた「祝世界遺産登録」の短冊も誇らしい提灯を、11名で回しながら慶事を祝い、ここに「関東石見銀山会」が発足されました。

会員は大森町出身者、縁故者、大森中学校同窓生、石見銀山を応援してくださる賛助会員で構成され「故郷への支援と会員の親睦」をテーマとして、50有余名で構成されました。
世界遺産登録を契機に、翌年の2008年7月、子供の頃の記録を残そうと大森小学校思い出文集づくりを始められ、当時の坂根幸夫校長先生のご協力のもと、第六集まで完成されています。この文集は広く町内の皆様にも読まれています。

また、島根県や大田市主催の首都圏行事の応援として、世界遺産登録5周年記念「石見銀山伝」の開催時には、会場でのパンフレットなどの資料配布、会場整理、石見銀山についての説明など、ボランティアで参加されました。会長の渡辺辰朗氏は続く、6周年「石見銀山伝」で、石見銀山についての基調講演〈2日間〉を行い、更に首都圏生涯学習講座での「世界遺産石見銀山遺跡の歴史と果たした役割」について講演、神田雑学大学などこれまで22講座を行い、石見銀山ファンの拡大を図ってこられました。

そして、集大成として講演内容をまとめた「世界を動かした石見銀山 歴史を紡いだひとびと」誌を、銀山基金の助成を受け、2014年10月に発刊され各関係先、学校図書、公立図書館等々に寄贈され、石見銀山の歴史価値を広く伝えられました。

その他にも、八王子市・大久保長安の会との交流、島根県遣島使との交流、島根県人会、大田市人会等々、各種団体とも交流しながら、石見銀山の支援活動を続けておられます。関東石見銀山会は故郷を思う気持ちを様々な形で発信しておられますが、何よりも楽しく誇らしく、そして石見銀山を明るく未来に語り継がれる行動力は特筆するものがあります。

受賞記念として表彰盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。
受賞されました関東石見銀山会会長の渡辺辰朗様からは「ものすごく名誉で嬉しい。一層、古里の応援を続けたい」と話されました。

表彰式後、渡辺様には受賞記念講演をして頂きました。貴重なお話をいただき、参加された皆さんが興味深く渡辺様のお話に聞き入っていました。本年も無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。

受賞者

特別賞

関東石見銀山会(会長 渡辺 辰朗氏)

2007年6月28日(木)石見銀山はニュージーランドのクライストチャーチで行われた世界遺産委員会で、ユネスコの世界遺産に見事に登録されました。地元の喜びは大変なものだったのですが、故郷を離れた国内外の人々も、心震わせる大きな感動の一瞬だったのです。

7月2日の正式登録を祝い、大森の町ではちょうちん行列が行われました。東京では8月29日、石見銀山関係者が東京駅に集まり、ちょうちん行列で使われた「祝世界遺産登録」の短冊も誇らしい提灯を、11名で回しながら慶事を祝い、ここに「関東石見銀山会」が発足されました。

会員は大森町出身者、縁故者、大森中学校同窓生、石見銀山を応援してくださる賛助会員で構成され「故郷への支援と会員の親睦」をテーマとして、50有余名で構成されました。世界遺産登録を契機に、翌年の平成20年7月、子供の頃の記録を残そうと大森小学校思い出文集づくりを始められ、当時の坂根幸夫校長先生のご協力のもと、第六集まで完成されています。この文集は広く町内の皆様にも読まれています

また、島根県や大田市主催の首都圏行事の応援として、世界遺産登録5周年記念「石見銀山伝」の開催時には、会場でのパンフレットなどの資料配布、会場整理、石見銀山についての説明など、ボランティアで参加されました。

会長の渡辺辰朗氏は続く、6周年「石見銀山伝」で、石見銀山についての基調講演〈2日間〉を行い、更に首都圏生涯学習講座での「世界遺産石見銀山遺跡の歴史と果たした役割」について講演、神田雑学大学などこれまで22講座を行い、石見銀山ファンの拡大を図ってこられました。そして、集大成として講演内容をまとめた「世界を動かした石見銀山 歴史を紡いだひとびと」誌を、銀山基金の助成を受け、2014年10月に発刊され各関係先、学校図書、公立図書館等々に寄贈され、石見銀山の歴史価値を広く伝えられました。

その他にも、大久保長安の会〈八王子市〉との交流、島根県遣島使との交流、島根県人会、大田市人会等々、各種団体とも交流しながら、石見銀山の支援活動を続けておられます。

関東石見銀山会は故郷を思う気持ちを様々な形で発信しておられますが、何よりも楽しく誇らしく、そして石見銀山を明るく未来に語り継がれる行動力は特筆するものがあります。