私たちについて
私たちは、世界遺産・石見銀山の町を
拠点とする、義肢装具メーカーです。
「誠実さとやさしさ」でものづくりに励み、
ひとの身体と心、地域の暮らしを支えています。支える仕事をしています。
ご挨拶Greeting

NoburoNakamura
石見銀山から世界へ。
喜ばれる義肢装具を生み出し、
必要とされる方々の
支えとなるように。
代表取締役
義肢装具士(2003年4月8日 登録/厚生労働省)
中村宣郎
創業当時から今まで一貫して患者さまやそのご家族を支えるものづくり、やさしいものづくりを心掛けてきました。しかし、実際は「ありがとう」や「これがあるから歩ける」「痛みがなくなった」など患者さまからの言葉に支えられて仕事をしています。実は、私たちこそ支えられているのです。
患者さまからの言葉や手紙を受け止め、どのような義肢装具を製作すればもっと喜んでいただけるのかを常に考えています。弊社の社是である「Think」を体現しようと、これまで以上に真摯にものづくりに励み、日本だけでなく世界各国、誰に対しても誠実に向き合うことを念頭に置き、製品開発に取り組んでいます。
少子化や人口減少といった地方の課題にいち早く直面してきた、石見銀山の町である大森町が創業の地です。代々住み続けられている方も、IターンやUターンの方々も石見銀山を愛し、ここで生活をされています。私たちを育ててくれた町に対しても、どのような恩返しや地域貢献ができるのかを考え、支えていくこともひとつの使命だと考えます。
これからも弊社製品をご愛顧くださる関係各所の皆さまはもちろん、義肢装具を使用される方や来社される皆さまに喜んでもらえる、笑顔になっていただけるよう、日々「Think」し続けてまいります。

ToshiroNakamura
「黙々と小さき歩みやかたつむり」
不可能と思える状況であっても
耐え忍び、希望を見出す。
会長
義肢装具士(1989年11月30日 登録/厚生労働省)
中村俊郎
石見銀山が世界遺産に登録される数十年前、起業した当初はゴーストタウンになっていた大森町にて、「銀山の麓から、義肢装具を作って世界の人の役に立つんだ」と大きな夢を抱いていました。
不可能であろう難題に直面するたびに、「黙々と小さき歩みやかたつむり」という一句が支えになったことを思い出します。焦りを抑え、まずは目の前のお客さまに喜んでもらうことに集中すれば道は開けると信じて耐え忍び、かたつむりのように一歩ずつ歩んできました。
銀山が発見されてから500年近く粘り強く生き抜いてきた大森町のように、義肢装具を必要とする患者さまや地域の希望になれるよう、これからは若い世代が中心となり、時代を切り開いていくことでしょう。あらゆる難題が押し寄せたとしても、常にチャレンジ精神を持って挑んでほしいと心より願っています。
過疎地でこつこつと仕事を続けてきた小さな企業に温かい目を向け、励ましていただいた方々に感謝します。新体制で歩み出した弊社が60年70年、その先へと継続できるようご指導の程よろしくお願いいたします。
会社概要Company profile
- 会社名
- 中村ブレイス株式会社
- 代表者
- 代表取締役 中村宣郎
- 創業
- 1974年12月
- 業務内容
- 義肢装具・医療用装具の製造販売
- 所在地
-
本社
MAP
〒694-0305
島根県大田市大森町ハ132
Tel. 0854-89-0231
Fax. 0854-89-0018 -
メディカルアート研究所
MAP
〒694-0305
島根県大田市大森町イ145-1 -
東京事務所
MAP
〒158-0097
東京都世田谷区用賀4-10-3
世田谷ビジネススクエアヒルズII
2F-25号
Tel. 03-3709-9361
Fax. 03-3709-9362



理念Philosophy

中村ブレイス株式会社は
社是『Think』を心がけ、
「人にやさしいものづくり」を行う。
基本方針
- ①顧客満足度向上を目的とした
事業活動を行う。 - ②品質マネジメントシステムを構築し、
継続的に改善する。 - ③文化・遺産の保護等に関わる
社会貢献活動に取り組む。
私たちのこだわりPromise

Our Promise01
石見銀山から世界へ。
創業の地で義肢装具の
研究・開発に取り組んでいます。
山と川に囲まれた、地方の静かな町。季節の移ろいを肌で感じながら私たちは製品を研究・開発し、技術を磨いています。
大切にしているのは「誠実さとやさしさ」。義肢装具に関することや人体解剖学、疾患や障害に関する知識を持ち、精度の高い製品を作ったとしても、誠実さとやさしさのない企業や製品は、患者さまやそのご家族を喜ばすことはできないのではないかと考えます。
製品を装着する各部位、そして一人ひとり異なる快適性を追求し、使う方の痛みや違和感をやわらげるための手間ひまは惜しみません。石見銀山の町で育まれてきた、ひとへの思いやりや自然を慈しむ気持ちが製品づくりにも生きています。

Our Promise02
メディカルアートと称した
リアルで美しい製品で、
笑顔と暮らしを取り戻してほしい。
従来の義肢製作の視点に、よりリアルで、より美しくというアートの概念を取り入れたメディカルアート製品。シリコーンゴムを用いて身体のあらゆる部位をリアルに再現します。心地よさはもちろん、例えば爪にマニキュアが塗れるといったファッション性も組み込むなど、使用する一人ひとりの感覚や感性も追求しています。
メディカルアート製品では、主に人工乳房「ビビファイ」、人工補正具「スキルナー」、人工肛門用装具「ジャストーマ」を製作。病気や事故、生まれつきにより欠損した身体の一部を精巧に作り上げることで、傷ついた心も補い、日常生活を取り戻せるように。そのため、お届け後もアフターフォロー体制を万全にし、いつでもお悩みにお応えできるようにしています。※メディカルアート製品は、オーダーメイドと既製品があります。
沿革History
中村ブレイスは石見銀山とともに。
世界とつながってきたこの地で
これからも。
(参考: 島根県文化財課世界遺産室 「石見銀山の歴史略年表」 より)