2023年４月29日（土）に、学生と地域住民と観光客とのハブとなる新しい形の施設「石見銀山まちを楽しくするライブラリー」がオープンしました。連携協定を結ぶ、島根県立大学と共同した古民家再生プロジェクトにより、旧松原家住宅を改修、新しいカタチのライブラリーが誕生しました。

本を人が集まる一つのコンテンツとして位置付け、学生と地域住民と観光客が集える場としての機能を充実。個人利用できるコワーキングスペースや学生が主体となって運営するカフェ。学生と地域が一体となったイベントができるスペースなども有し、これからの石見銀山観光のひとつの拠点となることを願っています。

著名人や地域で活躍する方々に「人生に影響を与えた本」というテーマで選書を依頼し集めた200冊を超える書籍が並ぶ、行燈を模したユニークな本棚。
地元で伐採された竹を利用しています。

エントランスにつながる蔵には石見銀山の間歩（坑道）をイメージした「えほんのどうくつ」があります。
子どもたちが懐中電灯片手に、絵本を探します。

石州瓦を作る土を使った壁瓦タイルを随所に使用したり、繊細な桟が幾重にも重なり合う伝統の組子技術など、石見らしさが詰まったライブラリーとなっています。

皆様お誘い合せのうえ、ぜひ一度お越しください。