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第十回石見銀山文化賞表彰式を行いました!

第十回石見銀山文化賞表彰式

平成29年8月11日 オペラハウス「大森座」

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表彰盾を授与する様子
 (向かって右)中村俊郎
(左)トーマ・プレヴォ氏、破魔澄子氏
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平成29年8月11日(金)、弊社のオペラハウス「大森座」(大田市大森町)にて中村ブレイスの「第10回石見銀山文化賞」表彰式を開催いたしました。今年は本賞をトーマ・プレヴォ氏と破魔澄子氏が受賞されました。

2007年6月28日(木)、石見銀山はニュージーランドのクライストチャーチで行われた世界遺産委員会で、ユネスコの世界遺産に見事に登録されました。今年で登録10周年を迎えました。

世界遺産登録以前から、元フランス国立管弦楽団ヴァイオリン奏者の破魔澄子氏と、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者、またパリエコールノルマル音楽院教授でもあるトーマ・プレヴォ氏のご夫妻は、ある縁で島根県大田市大森町を訪れた際に、その自然の美しさや人々の優しさに大きな感銘を受けられました。パリを中心に音楽家として活動してきたお二人は、音楽家としてゆっくり時間を過ごせる場所としてこの町に住むことを決心し、2008年古民家を購入・改修され大森町に居を構えられました。拠点はパリですが、ご夫妻は住民票も大田市へ移し、機会があるごとにご夫妻で大森町に滞在をされています。

破魔氏は魅力ある大森町で、自分たちの音楽を通して、何か国際的な文化活動ができないかと考えておられました。そして、2015~2016年にご主人と、フランス国立管弦楽団首席ホルン奏者のエルヴェ・ジュラン氏を講師に迎え、日本の音楽学校の学生、オーケストラ等に所属している方を対象に、約10日間に渡りレッスンをする第1回「石見銀山マスタークラス」を企画・運営されました。世界的な演奏者に直接レッスンを受ける事ができる貴重な機会として、全国から数十名の受講生が大森町に集まりました。この活動により、受講生の技術的な向上はもちろんのこと、歴史ある世界遺産の町で音楽を通して新たな国際的な文化交流が生まれたことはとても素晴らしく、この活動の深い意義を感じました。この活動はメディアでも取り上げられ多くの反響を呼び、今夏には第3回を迎えます。新たにフランス国立管弦楽団首席クラリネット奏者のパトリック・メシナ氏によるクラリネットのクラスも加わる予定です。また、このマスタークラスでは講師による演奏会も開いており、日本の地方で国際的に活躍されている奏者のコンサートを聴くことができる機会はまれであります。その折には地元の大森小学校でも生徒と音楽で交流するなど、地元住民や音楽関係者に大変貴重な機会を与えていただいております。

このようにプレヴォ氏、破魔氏はご自身の音楽活動を通して、魅力ある町や地域で様々な文化活動を行いたいと考えておられます。世界レベルの音楽家の貴重な経験・知識・能力・人脈を生かし、地域に根差しながらも国際交流も図れるような活動を目指しておられます。この文化交流は石見銀山にとって貴重な財産となっており、今後の更なる活躍を期待しております。

受賞記念として賞金盾と副賞の50万円を弊社代表取締役中村俊郎より贈呈いたしました。

受賞されましたトーマ・プレヴォ様は「素晴らしい賞をいただき、感激している」、破魔澄子様は「魅力ある町で島根の子供たちのために自分の持てる力を発揮したい」と話されました。

本年も、無事盛会のうちに表彰式を開催できましたこと、ここに改めて厚くお礼申し上げます。